天津税関と拉薩(ラサ)税関はこのほど、地域通関協力に関する覚書に調印し、提携を結んだ。これにより天津税関の通関改革モデル対象地区が12都市に拡大した。覚書の内容に基づき、両税関は今後「所在地で申告し、税関で検査?許可を受ける(「属地申報、口岸験放」)」という新しいタイプの業務を展開することになる。これにより西蔵(チベット)企業の通関コストが低下し、西蔵地区の投資環境が改善される見込みだ。天津税関が明らかにした。 天津税関は2005年、浜海新区の開発開放を促進するために、税関の通関機能を内陸部に延長し、呼和浩特(フフホト)、烏魯木斉(ウルムチ)、西安などの内陸部9都市との間で新タイプの通関業務をスタートした。今年5月には、合肥市とも地域通関協力に関する覚書に調印。こうした新型通関モデルにより、通関手続きが一層簡略化され、企業の貿易コストが引き下げられた。 「人民網日本語版」2007年9月4日 |