鉄道部発展計画司の陳志忠副司長が19日、中国の鉄道開発をめぐる世界大会で明らかにしたところによると、新しく敷設される旅客専用路線、および旅客運輸を主とする路線の一部区間において、国内外市場に向けた融資募集?融資募集準備が始まった。新華通信社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 陳副司長は、具体的な融資額については明らかにしなかったが、対象路線は、武漢―広州、鄭州―西安、石家庄―太原、合肥―南京、合肥―武漢、北京―天津、温州―福州、福州―厦門、寧波―温州の9路線が主で、総延長は3220キロ、投資総額は約3000億元に上る。 計画によると、これらの路線は2005年に相次いで着工され、4年前後で最初の運行が始まる予定だ。 鉄道部は今後、「平等な認可、公平な待遇」という原則に従って、外資を含む社会資本が合弁などの方式で旅客専用路線、石炭輸送ルート、コンテナ集積ターミナルの建設などへ参入することを奨励するとしている。関連政策の策定が現在行なわれている。 「人民網日本語版」2006年10月22日 |