中国商務部と浙江省義烏市の市政府は22日午後、共同で?義烏?中国日用品指数?を公表した。これは中国がはじめて公表した日用品指数であり、商務部が一種類の商品と一つの市場を対象として公表した最初の指数でもあり、中国政府の方策、企業の生産経営及び義烏日用品市場の発展にとって重要な意義がある。 ?義烏?中国日用品指数?は義烏市における日用品市場のデータを基礎として編成されたものである。260万平方メートルもあるこの市場には、5万余のブースと40万余種類の商品があり、年間売上高は300億ドルに達し、?世界で最大の商品卸売り市場?となっている。2005年9月、商務部の薄熙来部長がこの市場を視察した際、日用品指数を編成する構想を提出し、そして商務部は義烏市政府とともに指数の編成に着手し始めた。 伝えられるところによると、?義烏?中国日用品指数?システムには、日用品の価格指数、日用品の市場景気指数及び単項目の観測指数といった三種類の指数が含まれ、合わせて23項目の分指数が含まれる。三種類の指数はそれぞれ義烏市場における商品価格の変化の情況と趨勢、市場における景気の情況と販売者の自信の変化、市場の運営情況を反映するものとなる。 ?義烏?中国日用品指数?の誕生は、義烏市の市場の機能が商品展示、情報交換から価格の形成、スタンダードの制定へと発展してきたことを物語っており、義烏市の日用品市場の地位をよりいっそう高めることになるに違いないと義烏市の呉蔚栄市長は語っている。 WTO加盟後、中国国内の商品価格は国際市場との関連性がますます顕著になっている。商務部は義烏市政府とともに、?義烏?中国日用品指数?の編成を通じて、情報の面で日用品を生産している数多くの中国中小企業を導き、生産の盲目性を抑制し、日用品の需給関係をバランスのとれた状態へと誘致し、値下げに頼って輸出する悪性的競争をある程度改善することを目指しており、「義烏?中国日用品指数」を世界においても強い影響力を持つ指数に育て上げするようにしなければならないと商務部の黄海部長補佐は述べている。 ?チャイナネット?2006年10月25日 |