政府の統計データによると、中国の男性総数は女性より多いが、「売れ残り女性」が常に「売れ残り男性」より多いのが現実となっている。これは、「中国社会の結婚恋愛に関する調査報告」が出した結論だ。「北京晨報」が伝えた。 北京市婦人連合会の結婚?恋愛専門家の商さんは、「各要因により、女性の結婚適齢期は通常、男性より短い。たとえば、同じ25歳でも、男性は18、19歳から25、26歳までの女性を選ぶことができるが、25歳の女性が18、19歳の男性を結婚相手とするのは難しい」と指摘する。このため、女性が受ける結婚に対するプレッシャーは男性よりかなり大きく、娘を持つ多くの両親が、「娘を嫁がせる」ことに気を揉んでいる。 同報告書の編纂に関わった担当者によると、就業や生活コストなど各要素による圧力が、男性の結婚適齢期を引き上げる主な原因となっているという。調査データの各項目から総合的に見た結果、結婚願望に対する男女の差はかなり大きく、従来の結婚恋愛に関する秩序の変化は、避けることのできない現実と言える。 「人民網日本語版」2007年9月5日 |