先般、中国国家統計局は「長江デルタ地域と珠江デルタ地域の経済発展の比較についてのレポート」を発表した。2005年のデータによると、長江デルタ地域の経済総量は珠江デルタのそれより大きなものであるが、珠江デルタ地域の一人当たりのGDPは長江デルタ地域のそれを上回り、経済の成長率は長江デルタ地域より2.3%も高いものとなっている。 このレポートによると、2005年に珠江デルタの常住人口で計算した一人当たりのGDPは41990元、長江デルタの戸籍人口で計算したそれは40612元、平均経済収益では珠江デルタ地域は3.4%も高いものとなっている。 両地域には共通の特色がある。つまり、産業の枠組みが類似しているということ。2005年の両地域の第一、二、三次産業の比率はそれぞれ4:55:41と3:51:46であり、全国のそれに比べれば二つの特色がある。つまり、第一次産業の比率が全国平均レベルより10%も低下し、第二、三次産業の比率は全国平均レベルより高いものとなっていることである。 「チャイナネット」 2006年11月3日 |