第三回中国?ASEAN博覧会は3日閉幕することになっている。博覧会投資促進部の関係筋によると、博覧会の開催以来、国内の協力プロジェクト契約件数は100件にのぼり、投資額は296.98億元に達するものとなった。そのうち、投資額が1億元を上回った75件のプロジェクトの投資額は283.56億元に達し、調印されたプロジェクトの投資総額の95.48%を占めている。これらのプロジェクトは工業、農林?牧畜?漁業、鉱産物開発と加工、交通運輸、物流貯蔵、不動産開発、エネルギー、観光開発などの業種に及んでいる。 プロジェクト調印式に参加した企業には、広東省、四川省、北京、上海、浙江省、重慶、山東省など全国各地の企業、政府直属企業及び中国に進出した外資企業が含まれており、そのうち、中国食糧食用油グループ、四川省の新希望グループなど国内の著名な大手企業が特に内外の注目を浴びている。 調印されたプロジェクトを見ると、その特色は以下のとおり。 まず、投資は主に第二次産業に集中している。第二次産業の契約件数は67件に達し、総件数の67.88%を占め、投資額は179.4億元にのぼり、投資総額の60.41%を占めている。 次に、物流分野の契約件数が著しく伸びている。物流分野の協力プロジェクトは逐年逓増してきており、特に広西自治区の中国とASEAN10カ国を結ぶ架け橋としての役割が顕在化している。今年の物流契約件数は9件に増え、昨年の2倍となり、投資額は34億元に達し、投資総額の11.45%を占めている。 さらに、教育分野の協力にも新たな突破が見られる。調印式において注意しなければならないのは、教育分野の契約件数が2件あることである。これは、博覧会が経済貿易協力のプラットホームだけではなく、教育協力のプラットホームでもあることを裏付けている。 最後に、大型プロジェクトがますます多くになっていること。今回、投資額が1億元を上回るプロジェクトは75件にのぼり、総件数の75.7%を占め、昨年より18.46%増えている。その投資額は283.56億元に達し、昨年より22.2億元増え、投資総額の95.4%を占めている。 ?チャイナネット?2006年11月3日 |