このほど、第5回「中国の光の谷」国際オプトエレクトロニクス博覧会が武漢で催され、世界の著名なオプトエレクトロニクス企業の視線をひきつけた。アメリカ、ロシア、カナダ、ドイツ、フランス、イタリア、日本、韓国などの国と地域からの110の業者が参加し、新しい技術を披露した。日本NTT、ソニー、三菱、アメリカのIBM、EDSなど著名な企業も含め、海外の業者が三分の一以上を占めた。展覧会で成約した外資プロジェクトの金額は、8億ドルにも達する。 中国情報産業部副部長の婁勤倹氏によると、中国の情報産業は近年、急速な発展を遂げ、特にオプトエレクトロニクス産業の発展はすばらしいものがあり、通信類、消費類の電子製品の需要にも、両度目に見える伸びが見られ、安定成長を遂げている。TFT-LCD平面ディスプレー、センサー?オプトエレクトロニクス?システムの応用類に代表される新製品の開発も活気を呈している。オプトエレクトロニクス産業は、情報産業全体の発展を促す新たな成長スポットとなっている。 中国のオプトエレクトロニクス企業の実力にも次第に上昇が見られる。「中国の光の谷」というネーミングのある武漢市の東湖新技術開発区は、オプトエレクトロニクス企業が最も集中している地帯である。開発区筋によると、「光の谷」の光トランスミッション技術は、すでに世界の先進レベルに達しており、光ファイバーと光ケーブルの生産規模は世界で二番目となり、国際市場において12パーセントのシェアを占め、光電気レンジスターの国際市場におけるシェアは6パーセントに達し、レーザー製品の国内市場におけるシェアは50パーセントを占めるという。 このオプトエレクトロニクス展覧会では、数多くの海外の業種協会と展覧団の人たちの姿も目にすることができた。アメリカ国際光学プロジェクト学会、韓国光産業振興会、フランス精密機械および光学工業協会、カナダ?ハイテク協会など海外の業界組織も参加した。そのほかに、韓国からは235人からなる訪問団、ロシアからは20人からなる代表団が会議に参観に訪れ、中国との間で交流と協力をくりひろげている。 「チャイナネット」 2006年11月8日 |