曾慶紅国家副主席が、「中国政府は中日関係を高度に重視しており、対日友好政策を実施し、"歴史を鑑とし、未来に目を向ける"精神にのっとって、両国の善隣友好関係をいっそう発展させていきたい」と述べた。 これは8日北京で、野中広務名誉顧問と平山郁夫会長の率いる日中友好協会代表団と会見したとき述べたもので、曾慶紅副主席はその際、日中友好協会が中日間の善隣友好協力関係を発展させるため積極的に貢献してきたことを高く評価した後、「中日両国人民には2000年以上にわたる友好往来の歴史があり、1972年に国交正常化を実現して以来、中日関係は大きな発展を遂げた。しばらく前、安倍首相は中国を成功裏に訪問し、双方は共同プレスコミュニケを発表して、双方の戦略的な互恵関係の構築を表明したが、これは中日関係の改善と発展に条件を作り出した」と述べた。 これに対し平山郁夫会長は、「日中友好協会は、これからも両国の文化、スポーツと青少年などの分野の交流のため寄与していく」との姿勢を表明した。 「CRI」より2006/11/09 |