温家宝総理は14日、米国のグティエレス商務長官と中南海で会談した。 ▽温総理 現在、中米関係の発展は良好な形勢にある。各分野の両国間の協力は、双方の根本的利益に合致するだけでなく、世界の平和と安定にもプラスだ。中米関係の発展は、米国の共和?民主両党の一貫した共通認識であり、両国人民の共通の願いでもある。中国は、両国関係の長期的で健全な、安定した発展を推進するために、米国側と共に努力していきたい。 経済貿易関係は両国関係の重要な構成要素だ。今年に入り、両国は経済貿易分野で多くの協議と対話を重ね、協力の過程で現れるいくつかの問題を適切に処理し、2国間経済貿易関係の安定的な発展を維持した。協議と対話が経済貿易摩擦を解決する正しい方法であり、保護貿易主義が双方の共通利益を損なうだけであることは、実践が証明している。双方が相互理解、相互譲歩、相互利益の精神に基づき、経済貿易分野における両国間の協力を拡大し、深めることを希望する。 ▽グティエレス長官 米中の経済貿易協力は両国民の利益に合致し、両国関係の全面的で健全な発展にプラスだ。双方が共に努力し、積極的な措置を講じ、保護貿易主義の台頭を防ぎ、米中経済貿易協力の発展を推進することを希望する。 「人民網日本語版」2006年11月15日 |