ヨーロッパ中国伝統医学?医薬専門家連合会の第三回年次学術総会が先般パリで開催された。ヨーロッパ諸国からの中国伝統医学?医薬の専門家数十人がパリに集い、ヨーロッパにおける中国伝統医学と医薬の発展を討論した。 今回の年次総会は輪番議長、イギリス中国伝統医学?医薬連合会の馬伯英会長が主宰した。馬伯英会長は現在、グローバルな中国伝統医学?医薬のブームが盛り上がっているが、中国伝統医学?医薬の効き目のみに気づくだけでは足りず、実験による証拠がなければ、今後中国伝統医学?医薬は海外でよく立つところを確保することは難しい。このため、中国伝統医学?医薬事業の重点を研究に置かなければならないとすべでの参会者に呼び掛けた。 会議において、中国伝統医薬の許認可を受け持っているフランス国家薬品衛生監督管理局のアンリ担当官は、ヨーロッパにおける中国伝統医薬の登記の手続き、流通ルール及び応用の状況を紹介し、今回の年次総会のテーマ?内分泌疾患と中国伝統医学?をめぐって、中国の医学者と外国の医学者はそれぞれ中国伝統医学と西洋医学の角度から内分泌疾患の基本的な理論を要約し、臨床診断及び治療の考え方を提出した。 今回の年次総会の招きで、中国の2人の専門家も会議に参加し、代謝の異常で起こる病気の理論、糖尿病についての理論及び最新の臨床研究の成果を紹介した。甲状腺疾患、乳腺関連疾患、不妊症、糖尿病併発症、更年期の病気、前立腺疾病などの治療の面で特有の経験を持つヨーロッパ諸国からの中国伝統医学と西洋医学の専門家も臨床上の見解を発表した。 伝えられるところによると、ヨーロッパ中国伝統医学?医薬専門家連合会は2001年にローマで創立されたものである。 ?チャイナネット?2006年11月20日 |