11月18日午後、中国映画資料館と北京映画学院の主催による「2006北京?日本映画週間」の記者会見と開幕式が行われた。 開幕式には、中国と日本の映画界の代表、主催側の中国映画資料館、北京映画学院の代表が出席した。宮本雄二日本国駐中国大使も出席し、挨拶の言葉を述べた。 「日本ヌーヴル?ヴァ―グ」の一人と呼ばれている篠田正浩監督は、映画『スパイ?ゾルゲ』には「自分のすべてのエネルギーを費やした」と語った。篠田正浩監督も河井信哉氏も、中国の監督と合作映画を作ってみたいという願いを語った。 女優の薬師丸ひろ子さんは、映画「Wの悲劇」で中国の30代ぐらいの人たちの間ではよく知られる女優だが、「中国映画が大好きで、中国料理も大好き。機会があれば中国の映画にも出演してみたい」と語った。 生野慈朗監督は、「ニーハウ」と中国語での自己紹介で挨拶を始め、「『手紙』がプレミア?ショーで上映され、まことに光栄に存じます。中国のより多くの観客たちに日本の映画を見て頂きたい」と語った。 マスクをした熊田雅彦監督は、「日本でカゼをひいたので、マスクをしてそのまま日本にカゼを持ち帰りたい」とユーモラスな言葉。 11月3日に日本でプレミアされたばかりの新作、生野慈朗監督と河井信哉プロデューサーによる映画『手紙』が上映された。肉親の愛と内面の曲折を描いた映画であるためか、熱烈な拍手を博し、「とても感動した」という観客の声も聞こえた。 「2006北京?日本映画週間」は11月18日から24日まで開催され、11の映画が上映されることになっている。 「チャイナネット」 2006年11月20日 |