農業と畜産業を視察するためオーストラリアを訪問中のチベット自治区県長視察団は29日、記者会見を開き、チベットと今回の視察について紹介した。 団長を務めるチベット自治区人事庁の李暁雲副庁長は、訪問の目的を「相互交流を強化し、現代農業の発展や農村建設の強化におけるオーストラリアの手法と進んだノウハウを視察し、学ぶこと」と説明。「中国は世界の発展の潮流に融けこみつつあり、チベット自治区もさらに開放された姿で、全国、さらには全世界に向けて進んでいるところだ」と強調した。 視察団は18人で、うち13人がチベットの辺境県の県長。全員がチベット族だ。 「人民網日本語版」2006年11月30日 |