上海市発展改革委員会の兪国生副主任は、同市の重要科学技術プロジェクトの進捗状況を視察した際、上海市の52の科学技術による産業振興プロジェクトは実施2年らい、著しい成果を収め、そのうちの45のプロジェクトは数億元の資金を吸収して産業化されていることを明らかにした。 2004年7月いらい、上海は52の科学技術による産業振興プロジェクトを実施した。その中には、IT 類16、プラント類12、バイオ類11、公共プラットフォーム類10が含まれている。 この52のプロジェクトはいずれも専用資金が振り当てられ、エネルギー安全、自主ブランド自動車、船舶、新薬、第3世代移動通信、デジタルテレビなどの産業群や産業チェーン及び都市軌道交通、A型車両の国産化、低速リニアモーターカーなど産業の発展を牽引するプロジェクトに重点が置かれている。 この2年らい、52の科学技術プロジェクトが産業の発展を促し、企業の競争力を強めた。今年9月末までに、52のプロジェクトがあわせて747の特許を出願し、そのうち新たな発明の特許が585も含まれていた。 すでに取得されている効果について、専用資金の牽引的な役割を充分に生かしきっている、と兪国生副主任は分析している。これらの専用資金は、内外のベンチャーキャピタル、金融資本、企業みずからの保有資金など各方面からの百億元に上る資本を吸収してきた。そのほかに、数千人のハイレベル人材、そのうち数十人のリーダークラスの人材も含まれている。 これら科学技術プロジェクトの市場生産額の面での効果は著しいものであり、契約金額を含む売上収入は百億元にのぼっている。 「チャイナネット」2006/12/07 |