中国の専門家はチベット学の研究の分野を拡大し、研究を現地の社会や経済、文化としっかりと結びつけたことから、多くの成果を収めました。 これは、11日成都で開かれた、「チベットの経済発展と社会の変遷」をテーマにしたシンポジウムで明らかにされたものです。このシンポジウムには、各分野から1000人ちかいチベット学の専門家が出席しました。 中国では、現在、60余りの機構と1000人余りの専門家がチベット学の研究に従事し、研究分野は、社会、経済、文化、医薬、交通、観光などに及んでいます。四川大学中国チベット学研究所の石碩副所長は「チベットの経済発展を促進させると同時に、チベット地域の独特な伝統文化を保護することも、研究者の重要な課題だ」と話しました。 CRI 2006/12/12 |