中国網通グループと北京オリンピック放送有限公司(略称はBOB)は先般、協力取り決めに調印し、「2008年北京五輪の開催期間に、双方は数十億人の観客に良質なハイレベルの五輪生中継を提供する」ことを決めた。そのため、中国網通グループはこの1-2年間に数本の光ケーブルラインを新規構築し、または調達することになっている。 多くの観客はテレビ中継を通じて五輪大会の試合を観戦し、また、テレビ中継は五輪大会にとって重要な収入源ともなっているので、テレビ中継は五輪大会の成否を決める重要な要素のひとつでもある。中国網通グループと北京オリンピック放送有限公司にとってこの取り決めによって、北京五輪大会の放送?テレビ中継のための準備作業は実質的な段階に入ったことになる。 取り決めの内容によると、2008年北京五輪の期間、中国網通グループは北京およびその他の地域の五輪競技場(青島や香港)から国際放送センター(IBC)までラジオ放送?テレビ中継の公共信号の搬送をも担当することになっている。つまり、サッカー、陸上競技、卓球の試合から、ヨット、体操、競泳の試合に至るまで、すべての競技場のラジオ放送?テレビ中継の信号は中国網通グループの光ケーブルを通じて国際放送センターに送られ、そこから世界各地に発信されることになっている。 BOBは2008年北京五輪のメーンの中継機構であり、IOC?ラジオ放送?テレビ委員会と北京五輪組織委員会の合弁会社でもある。中国網通グループは2008年北京五輪の定点通信サービスを提供する協力パートナーである。 「チャイナネット」 2006年8月15日 |