青海?チベット鉄道は14日、全線開通して45日目を迎え、その旅客輸送量はのべ20万人、貨物輸送量は2万4300トンにのぼっている。凍土地区の一部でみられる路床沈下は、列車の運行に危険をもたらす可能性はないことが関係者の話で明らかになった。 同鉄道が永久凍土を通る区間は550キロに達し、青海省のゴルムドからチベット自治区の拉ラサ間の路線のほぼ半分を占めている。一部で現れている路床沈下や亀裂の状況に対し、鉄道部の関係責任者は、この状況は列車の運行に地表がなじむまでの期間に見られる正常な現象であり、工事の質が国際基準の技術要求を満たすことに変わりはないとしている。また、現時点で同鉄道の線路や施設設備はすべて正常な運行状態にあると述べた。 同鉄道に運行上現れているその他のいくつかの問題(高原での特殊な気象条件によるコンクリート表面の亀裂跡、一部区間での想定以上の砂塵被害、ヤクなどの動物による線路への進入など)については、鉄道部門も非常に重視している。青海?チベット鉄道公司はこれについて厳重な監督を行い、同時に線路の損傷した場所は、直ちに保護、修理を強化したとしている。 「人民網日本語版」2006年8月16日 |