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商務部「人民元上昇は貿易黒字に影響しにくい」

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
商務部研究院は16日に発表した報告の中で、「人民元のレート上昇により貿易黒字を縮‥

商務部研究院は16日に発表した報告の中で、「人民元のレート上昇により貿易黒字を縮小するのは簡単なことではないということが、1年あまりの実践によって明らかになった。去年7月21日から現在に至るまでに、人民元のレートは3%以上上昇したが、今年7月の貿易黒字は依然として146億ドルに達し、今年6月の記録を更新している」との見解を示した。 北京の日刊紙「京華時報」が伝えた。

2005年、中国の対外貿易は急成長し、年間の貿易総額は1兆4221億2千万ドルに達した。為替制度改革前の1月~6月の貿易黒字は398億5千万ドルであったが、改革後の7月~12月も、中国の輸出は引き続き拡大し、貿易黒字は622億6千万ドルと、上半期に比べ224億1千万ドル増加した。今年の上半期、貿易黒字は前年同期比54.9%増の614億5千万ドルに達し、このうち、6月単月での貿易黒字額は145億ドルに達した。これにより中国は26カ月連続して貿易黒字を実現したとともに、今年に入ってから4カ月連続して貿易黒字が100億ドルを超えたことになる。

商務部研究院?国際経済貿易研究部の梁艶芬主任によると、中国の人民元レート改革の目的は、▽いわゆる人民元の過小評価、貿易黒字の拡大という矛盾を緩和するため、▽人民元為替レートの市場化のスピードを速めるため――の2つだという。この1年間、中国は人民元為替レートの市場化を実現するため、一連の改革措置を講じてきた。しかし今回の研究報告によって、近年、為替レートが世界貿易システムに与える影響は弱化しており、為替レートが一国の貿易に与える影響は決して簡単に予測できる問題ではないということが明らかになった。

「人民網日本語版」2006年8月18日

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