河南省義馬石炭ガス化プロジェクト第一期工事はこのほど、国の検収にパスし、正式に生産段階に入っている。 河南省石炭工業局筋によると、河南省の石炭ガス化プロジェクトは国の重点プロジェクトであり、投資総額は19.02億元に上っている。同プロジェクトでは、超大型石炭企業である義馬石炭グループを基盤に、義馬ガス化工場、義馬~鄭州ガス輸送パイプラインが建設され、一日の設計ガス生産量は120万立方メートルで、メタノールの年間生産量は5万トンとなり、経済効果および環境保護効果を一体化した大型プロジェクトとなっている。 このプロジェクトは1997年4月に着工され、2001年2月に試運転に成功し、パイプラインによるガス輸送のテストが行われた。現在までのところ、累計ガス輸送量は8.5億立方メートルに達し、鄭州、洛陽、義馬の10万戸近くの住民、工業企業18社、商業?サービス業企業のガス需要を満たしている。 これと同時に、環境保護プロジェクトとして、第1期工事では大気中への粉塵排出量1.86万トン、二酸化硫黄3.05万トン、一酸化炭素0.46万トンの削減に寄与しており、河南省西部地域の都市の空気の質の改善にも重要な役割を果たすものと見られている。 「チャイナネット」2006年8月21日 |