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中ロが合同で火星の探測を実施 五つの研究方向

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
先般、北京で開催された「中国宇宙飛行技術と応用の発展エンジニアリング?科学技術フ‥

先般、北京で開催された「中国宇宙飛行技術と応用の発展エンジニアリング?科学技術フォーラム」の席で、「中国とロシアは2009年に合同で火星の探測を実施する」ことが明らかにされた。

中国科学アカデミー会員、中国宇宙飛行技術研究院?深層宇宙空間探測分野の首席専門家である葉培建氏はフォーラムの席で講演をおこなった。その中で中国国家宇宙飛行局がこのほど発表したニュースを援用し、「2009年に中国とロシアは合同で火星の探測を実施し、ロシアは回収式火星サンプリング探測設備のフォボス?グラントを打ち上げ、中国が自ら開発?製造した火星探測設備を搭載し、火星と火星衛星Ⅰ号に対し、総合的な探測を実施することになっている」と語った。

葉培建氏はまた、将来における中国の深層宇宙空間探測の発展の五つの重点を打ち出した。

一、月探測の第Ⅰ期プロジェクトを実施し、第Ⅱ、Ⅲ期の実施を促し、将来においての深層宇宙探測のために確固とした基盤を打ち固め、経験を累積すること。

二、惑星間飛行技術、独自の航行コントロール、深層宇宙探測通信などの肝心な技術の面でブレークスルーを実現し、計画通りに段階を追ってマルチな目標、マルチな課題の探測を実施すること。

三、マルチな目標、マルチな課題の探測を実施するとともに、適切な時期に火星、小惑星、彗星などの天体に対する科学的探測を実施すること。

四、宇宙空間科学を主な目標とし、相対的に独自に深層宇宙探測任務を実施すること。

五、有人宇宙飛行と深層宇宙空間探測を組み合わせることは将来において深層宇宙空間探測を実施する際に避けて通ることのできない道である。それを組み合わせるチャンスや具体的なやり方を考えなければならない。

「チャイナネット」 2006年8月25日

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