上海鉄道局はこのほど、人々に注目されている上海―ラサの汽車の運営案がすでに確定しており、今年の国慶節(建国記念日)のゴールデンウィークから運営を始める見通しであることを明らかにした。これで、長江デルタ地域の人々が、近くで汽車に乗り、ラサ観光の旅に出ることが可能になるわけである。 上海鉄道局によると、青海?チベット鉄道が7月1日に開通した後、長江デルタ地域でも、汽車でチベット観光に行くことを願う人々がますます増えている。観光客たちの要望にこたえるため、鉄道部と上海鉄道局は上海―ラサの汽車の運営の環境作りにいろいろと力を入れてきた。車両はボンバルディア社の最新製品を採用し、進んだ酸素供給設備も整備されることになっている。北京―上海、連雲港―蘭州、青海―チベットなどの鉄道を経由し、運行時間は約52時間。現在、その準備作業が急ピッチに進められている。 「チャイナネット」2006年9月6日 |