先般、広鉄(広州鉄道の略)グループによると、浙江省の杭州と湖南省の株州を結ぶ鉄道「浙贛線」の電化改造工事の広州鉄道区間の路床改造工事がこのほど完了し、列車が新しい路床の上を時速200キロメートルで走行することが可能となった。10月1日に全国鉄道の六回目のスピードアップが実現すると、「浙贛線」の列車の時速は現在の60-80キロメートルから160-200キロメートルに加速されることになり、広州?上海間、広州?杭州間の列車は今の半分の時間となり、「夕方にたって朝到着する」ことを実現すると鉄道関係の専門家は語っている。 「浙贛線」の電化改造工事がずっと完了しなかったので、珠江デルタ?長江デルタ間の列車は時速80-100キロメートルの「低速」で走行し、かなりの時間がかかった。また、通過する列車に線路譲るため、臨時の停車が必要もあるため、列車の延着は日常茶飯事となっていた。しかし、もし「浙贛線」の電化が実現すると、列車の時速は160-200キロメートルにアップし、運行時間も大幅に短縮され、広州から、浙江、上海、江蘇までの列車は「夕方にたって朝到着する」ことが可能となると鉄道関係の専門家は語っている。 今、国は全国鉄道の六回目のスピードアッププロジェクトの準備に取り組んであり、「京九線」(北京=香港九竜)、「京広線」(北京=広州)などの線路の電化改造グレードアッププロジェクトもほとんど完了しており、「京滬線」(北京=上海)、「浙贛線」などの線路の電化改造も完了間近なので、全国鉄道の六回目のスピードアップは予定通り今年の10月1日に実現することが可能である。 ?チャイナネット? 2006年9月18日 |