支払い清算システム、統計情報サービスシステム、貨幣発行システム、国庫サービスシステム、信用調査サービスシステム、反マネー?ロンダリングシステム、外貨管理サービスシステムなどを含む金融サービス革新総合テストケースが20日、湖南省で正式に始動した。

中国人民銀行(中央銀行)副行長(副頭取)の蘇寧氏は始動式で、中央銀行にとっても、湖南省政府にとっても、革新総合テストケースの押し広めることは真新しい仕事であり、双方がともに期限を明確化し、成功の経験とパターンを模索し、実質的成果をあげて、今後、全国へ押し広めるように努めなければならないことを述べた。

この金融サービス革新総合テストケースの主な内容は?二つのプラットホームを構築、七つのシステムを完備させ、十項目の具体的なことを完成する?と概括することができる。二つのプラットホームは公共サービスプラットホーム及び情報ネットワークプラットホームを含むものであり、七つのシステムは安全かつ高効率の支払い清算システム、正確かつ全面的な統計情報サービスシステム、人々の生活に密着した貨幣発行サービスシステム、時宜に合った利便性のある国庫サービスシステム、機能が完備した信用調査サービスシステム、高効率に運営される反マネー?ロンダリングシステム、便利かつ敏活な外貨管理サービスシステムである。十項目の具体的なことは上述の七つのシステムをめぐって展開されるものである。

蘇寧氏はまた、金融サービス革新総合テストケースを実施することは、新しい情勢に直面する銀行と企業が協力する新たな試みであり、中央銀行の金融サービス職能をよりよく履行することにも役立てば、金融サービス資源が十分に利用され、効果的に整えられることにも役立ち、湖南省の金融環境の改善を推し進めるに違いないと指摘した。

経験を生かして、この金融サービスを全国内に押し広めなければならないと蘇寧氏は語ったが、中央銀行側はその具体的なスケジュールについていかなる意見も公表していない。

?チャイナネット?2006年9月25日