外交部の定例会見で7日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。 ――中国訪問中のヒル米国務次官補は、朝鮮のミサイル試射に関する国連安保理決議の履行法や、朝鮮による大量破壊兵器の開発を阻止する方法について中国側と議論すると発言した。中国はどのような行動によって、朝鮮による関連技術の獲得を阻止するつもりか。 外交部の武大偉?副部長と崔天凱?部長助理が、ヒル国務次官補とそれぞれ会見し、主に6カ国協議問題について話し合った。中国側は、交渉と協議を通じて朝鮮半島の核問題を平和的に解決し、朝鮮半島の非核化を実現し、朝鮮半島および地域の平和と安定を守るべきだと重ねて主張した。中国は制裁には賛成しない。中米双方は6カ国協議が、対話と朝鮮半島核問題の平和的解決を促す現実的で効果的なルートであるとの認識で一致し、引き続き現在の膠着局面の打開に努め、6カ国協議の早期再開を促していくことで合意した。 安保理決議1695号の目的は、対話と交渉を通じた朝鮮半島核問題の平和的解決と、6カ国協議のプロセスを支持することにある。 「人民網日本語版」2006年9月8日 |