中国政府の関係者は10日、北京で、「中国は地方の経済成長のメカニズムの転換を通じて、経済成長の制約となる環境の悪化と資源の浪費を改めていく」と明らかにしました。 これは、国家発展改革委員会の張暁強副主任が「2006年企業サミット」で明らかにしたものです。張主任はさらに「中国政府は、環境と資源という経済成長の妨げとなる二つの要素を、経済成長のデータとともに、下部政府部門の業績を評価基準にしようとしている。今年に入ってから、国家発展改革委員会は、省エネと二酸化硫黄排出量の減少について地方政府と約束を交わした。このほか、財政や税収、投資、価格などの手段を通じて省エネを促すことにしている」と語りました。 中国政府は2010年までに、エネルギー消耗の比率を2005年より20%減らすという目標を掲げています。今後5年、GDPの年間成長率の7.5% を保つとしたら、主要汚染物の排出量を10%減らさなければなりません。 「CRI」より 2006/09/11 |