先般、初回ネットビジネス?フェアで、?2004－2006中国ネットビジネス生存発展レポート?が公表された。それによると、近年、中国のネットビジネスは目覚しい速度で伸びており、1999年はインターネットユーザーの1％に過ぎなかったが、2006年現在、インターネットユーザーの20％を上回ったことが明らかになった。

ネットビジネスは企業ビジネスと個人ビジネスからなっている。企業ネットビジネスは貿易型企業がかなりのウェートを占め、50人以下の規模の会社が57.69％占めている。個人ネットビジネス従事者の年齢層を見ると、25－35歳の若者が62.83％を占め、45歳以上のものはわずか2.68％であった。

アリババ(阿里巴巴－中国のウェブサイトの一つ)のネットビジネスで、55％の企業がeビジネスを通じて年間100万元の売り上げを記録し、個人ビジネス従事者の半数の年収が3万元に達した。一般のビジネスに比べ、eビジネスはコストが低い、リスクが低い、制約が少ないなどの優位性があるために、ネットビジネスに高い収益をもたらすことが可能であるとネットワーク経済専門家は分析している。

先般の米ウォール街予測によると、2020年までに、インターネット市場は20万億ドルの巨大な市場となり、向こう20年間に、全世界の70％のビジネス取引がインターネットを通じて行われることになる。

当面、中国のネットビジネスのGDP寄与額は年2000億元余となっている。向こう数年間に、中国のeビジネス市場はハイスピードで成長するに違いないと中国eビジネス協会理事長の宋玲氏は語っている。

?チャイナネット?2006年9月12日