外交部の定例会見で12日、秦剛報道官が記者の質問に答えた。 ――春暁ガス田の実際の開発?生産状況はどのようなものか。春暁ガス田の開発について、中国は日本側に通知したのか。中日双方が東中国海でのガス田の共同開発の意向を示しているが、中国は中間線より西の海域には係争は存在しないとしている。では、この海域での共同開発の可能性はあるのか。東中国海問題に関する次回の協議はいつ行われるのか。 中国の春暁ガス田開発は、日本と係争のない中国近海で行われているもので、主権を行使する正常な活動である。あなたの質問の本質は「中間線」を前提に共同開発を議論するかどうかということだ。いわゆる「中間線」は日本側が一方的に持ち出したものであり、中国はこれまでにこれを受け入れたことはないし、現在も受け入れていないし、今後も受け入れることはない。中国は「中間線」を前提とした共同開発の議論は受け入れない。中国が日本と係争のない中国近海でガス田開発を進めるのは、完全に中国の主権内の事柄である。われわれには、日本側に事前の通知、あるいは開発状況を通知する義務もないし、その必要もない。 東中国海に関する中日間の協議はすでに6回行われた。第6回協議で双方は、協議の継続で合意した。次回協議の開催時期については、双方がさらに意思疎通を図り、協議を進める必要がある。 「人民網日本語版」2006年9月13日 |