今年の9月18日は「九?一八」事変75周年にあたる。瀋陽市柳条湖の近くにある「九?一八」歴史博物館には数多くの見学者が訪れている。 「九?一八」事変とは、1931年9月18日、中国の東北地区を占拠していた日本の関東軍が陰謀を画策し、瀋陽柳条湖の近くの鉄道を爆破し、中国軍隊にその罪をなすりつけ、これを「口実」に瀋陽駐屯中国軍を攻撃した出来事である。中国東北軍は「不抵抗政策」を実行したため、翌日瀋陽は陥落し、その後の4カ月間に日本の国土の3.5倍に相当する遼寧、吉林、黒竜江の三省を含む東北地区が全部陥落し、3000万人あまりの東北の人たちが亡国奴となった。 「九?一八」事変は日本の中国、ひいてはアジア及び太平洋地域に対する全面的な武力侵略の序幕となった。 「チャイナネット」2006/09/18 |