温家宝総理は17日、北京を訪れたインドネシアの政治と治安を担当するウィドド調整相と会談した。 その中で、温家宝総理は中国とインドネシアが、正式に副首相クラスの対話メカニズムをスタートさせたことに歓迎の意を表した上で、「これは両国の戦略的パートナー関係の発展を推し進めるに違いない」と述べた。 同じ日、温家宝総理は北京で、イタリアのプロディ首相と会談し、政治や経済、文化及び環境保全などの分野における協力を強化する意向を示した。 席上、温家宝総理は「両国は政治面での戦略的な協力を強化すべきで、特に、国連改革やテロ取締りなどの問題での協調を取るべきである。経済分野では、両国の中小企業の交流と協力には政策面での便宜を提供するほか、貿易の不均衡や貿易摩擦などの問題も適切に解決すべきである」と述べた。 これに対して、プロディ首相は、イタリアが、一つの中国という政策を引き続き実施するほか、EUの対中国武器輸出禁止令の早期解除をも促していく考えを表明した。 「CRI」より2006/09/19 |