先般、遼寧、山東、江蘇、浙江、福建、広東と上海の沿岸部6省?直轄市の上半期の工業経済効果総合指数が発表された。それによると、同指数では山東省が1位、上海が2位となっている。 上海市統計局の最新統計データによると、工業経済効果総合指数を算出する7つの指標の中で、総資産寄与率で山東省は最高の20.1%となり、前年同期比3.2ポイント高いものとなった。江蘇省と福建省はいずれも11.1%で、上海の総資産寄与率は昨年同じ時期よりやや低下し、10.7%となった。 資本増殖率では、山東省は前年同期比3.9ポイント高く、その次は江蘇省で、その他の省?直轄市にはいずれも一定の低下が見られ、なかでも上海の資本増殖率の低下幅は最も大きなものとなった。 資産負債率指標では、上海は最低で、福建省は2位、その他の省はいずれも約60%。コスト利益率の増幅は、三東省が最大で、上海は2位。 この6省?直轄市の工業企業利益総額は4195.6億元で、国全体のそれの51.8%を占めている。山東省の利益総額と増幅はいずれもリードし、それぞれ1330.69億元、47.8%。上海の工業企業利益総額は483.25億元で、5.5%増。 上半期においては、上海を除き、その他の省の赤字企業損失総額の増幅が目に見えて増大した。上海の赤字企業損失総額は99.34億元で、前年比2.2%低下している。その他の省の工業企業損失総額は一定の増加となり、そのうち広東省の赤字企業損失総額の増幅が最も大きく、江蘇省と浙江省の増幅は比較的に小さなものとなっている。 「チャイナネット」2006年9月28日 |