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中国のインターネット音楽が産業化

投稿時間:2007年08月08日閲覧数:
インターネットが急速にはやるにともない、インターネット音楽というまったく新しい種‥

インターネットが急速にはやるにともない、インターネット音楽というまったく新しい種類の音楽が登場し、ネットユーザーの間で大人気となっている。インターネット音楽はユーモアたっぷりのあるものもあれば、面白くて美しいフラッシュもあり、メロディーが抑揚調であるので、中国の若年層ネットユーザーの間で大流行している。例えば、楊臣剛の?老鼠愛大米?(ネズミはお米が大好き)、唐磊の?丁香花?(ライラック)、?猪之歌?(ブタの歌)などの歌は数千万回もダウンロードされており、いたるところでこれらの歌を口ずさんでいる七、八歳の小学生の姿を目にするようになっている。

22日から25日かけて、第一回中国浙江省インターネット音楽祭が浙江省の台州で開催され、4000人余のインターネット歌手がこの音楽祭に参加し、?e歌無限大賞?をめぐっての角逐を繰り広げた。中国軽音楽学会主席の張丕基氏、副主席の王貴友氏及び何人かの専門家も出席し、21世紀初期のインターネット音楽の多くは個人の情緒をぶちまけるために作られた?即興曲?であったが、現在のインターネット音楽は優良化、産業化の方向に向かって発展していると異口同音で語っている。

中国のユーザーがはじめて正式にインターネットを利用するようになったのは1994年のことであったが、2005年6月30日現在まで、中国のネットユーザーは1.03億人に増えており、そのうち、情報の獲得と娯楽レジャーを主な目的としてインターネットを楽しむユーザーが37.9%に達している。

関連情報によると、中国のインターネット音楽市場の規模は2003年の8億元から2005年の36億元に拡大し、今年は50億元余まで急速に伸びると見られている。携帯とインターネットの消費は人々にとって日常的なライフスタイルとなるに違いない。

劉徳華(アンディ?ラウ)のような在来の歌手のレコードの買い手は数百万人の?ファン?であることに対して、インターネット音楽の買い手は携帯電話の着信メロディー機能を利用している数億人の携帯ユーザーである。インターネット音楽には利便性のある伝播方式があり、利用者が多く、消費者たちがカスタマイズできるバックミュージックサービスを提供することで、巨大なポテンシャルのある市場と幅広い収益獲得可能性があり、中国のインターネット音楽の産業化への発展のため、プラットフォームを作り上げるものとなっている。?音楽(レコードやCDなど)を買う?から?音楽をダウンロードする?へのシフトは、?デジタルミュージック時代?の到来を意味している。

インターネット音楽の発展につれて、未来の音楽産業は音楽製品メーカー(CP)と音楽製品付加価値サービス提供先(SP)からなることになっている。CPはレコード会社やミュージックスタジオ、ひいては個人さえも含むものであり、SPはレコード会社、ネットワークサービス提供先、モバイル会社及びその他のさまざまな専門会社を含むものである。CPはSPのインターネットのオンラインプラットフォーム及びモバイルワイヤレスプラットフォームを通じて、シングルの形で同時に音楽を発行することは、正式版のオリジナル音楽がインターネットを通じて伝播するための基礎を打ち固めることになろう。

?チャイナネット?2006年9月30日

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