最新出版の『中国高等教育評価』雑誌は、中国管理科学研究院の武書連氏、呂嘉氏、郭石林氏による「2006中国の大学大学院に対する評価」を掲載していた。清华大学大学院、北京大学大学院、浙江大学大学院が5年連続で上位3位入りした。ランキング10に入ったその他の大学は、それぞれ上海交通大学4位、復旦大学5位、南京大学6位、華中科技大学7位、中山大学8位、武漢大学9位、中国科学技術大学10位である。 前年度のランキング10に比べると、清华大学大学院、北京大学大学院、浙江大学大学院は明らかな優位をもって上位3位を占め、5年連続で上位3位を保っている。上海第二医科大学と合併したこともあって、新設の上海交通大学大学院は4位となり、復旦大学大学院は4位から5位に下がり、南京大学大学院は5位から6位に下がり、華中科技大学大学院は7位を保ちつづけ、中山大学大学院は10位から8位に上昇し、武漢大学は8位から9位に下がり、中国科学技術大学大学院は10位に入り、吉林大学はランキング10からはずされた。 武書連氏らによると、本年度の清華大学大学院の得点には、清華大学北京協和医学院の得点は含まれていない。武書連氏は、これまでの年度に比べて、今年の「2006中国大学の大学院に対する評価」のデータ収集と指標比率は、主に海外の定期刊行物における論文を少なめに評価したこと、論文の引用された際の得点をすこし多めに評価したこと、などの面で変化があることを明らかにしている。 「チャイナネット」2006年9月30日 |