中国商務部の黄海部長補佐は先般、2006年の中国の年間まゆ生産量は66.9万トンに達し、前年同期比8.6%増え、生産と販売がバランスの取れたものとなっており、絹織物の生産量と輸出量は20年連続で世界総生産量の70%以上を占めるに至っていることを明らかにした。 今年に入って以来、「東桑西移」(まゆ産地の西部へのシフト)プロジェクトの実施で、主要まゆ産地が自然災害に見舞われた状況の中でも、中西部など一部の地域ではまゆ生産量が大幅な伸びを示し、産業チェーンの需給バランスがおおむね保たれている。 2010年には、「東桑西移」プロジェクトの実施およびまゆ生産の発展により、中国のまゆ生産量は87万トンに達し、年平均8.3%増となり、世界総量の約75%を占めることになり、世界最大のまゆ生産国の地位を引き続き保つことになると見られている。 「チャイナネット」2006年10月11日 |