中国政府が12日に発表した「2006年中国宇宙飛行白書」によりますと、向こう5年、有人宇宙船と月の探査が中国宇宙開発の重点になるということです。 白書には、中国の宇宙開発の重点が記されています。その内容は、引き続き有人宇宙船プロジェクトを実施し、宇宙飛行士が宇宙船を出て、ドッキングテストなどの作業をすること、一定の規模を備えた有人飛行ができるスペース実験室を開発すること、月探査衛星を打ち上げ、その資源について研究することなどがあります。 この白書はまた、「中国は宇宙技術や、その応用、宇宙科学などの分野での国際協力と交流を引き続き支持していく。今後5年間で、宇宙の観測ネットの共同利用を促して、衛星打ち上げのビジネスにおける国際協力を進めていく」と述べています。 「CRI」より 2006/10/13 |