ロシアのプーチン大統領は14日、クレムリンで中国の胡錦涛国家主席の特別代表である唐家璇国務委員と会談しました。唐家璇国務委員は、胡錦涛国家主席のメッセージを伝えました。そのメッセージで胡錦涛国家主席は「中国とロシア双方は、朝鮮核実験問題で手を携えて協力し、適切に対応して、共に情勢の緩和を導いていく」と強調しました。 朝鮮半島と北東アジア地区の情勢について、唐家璇国務委員は「中国とロシアは朝鮮の核実験問題での立場が一致している。双方は朝鮮半島の非核化を堅持し、国連安保理が必要かつ適度な反応を出し、外交の努力に余地を与えることを主張し、対話と交渉を通じて平和的に朝鮮核問題を解決することを主張すると共に、六カ国協議が一日も早く再会できるよう各関係方面に呼びかけている。双方は、戦略的な協力を強化し、共に情勢を緩和するために努力する」と語りました。 これに対し、プーチン大統領は「朝鮮半島と北東アジアの情勢は、ロシアと中国の共同利益にかかわっている。双方は協調を強化し、密接に協力し、情勢の悪化の防止に力を入れ、共にこの地区の平和と安定を守っていく」と述べました。 「CRI」より 2006/10/15 |