国連安全保障理事会が10月15日、朝鮮の核実験に関する決議第1718号を全会一致で採択したことについて、外交部の劉建超報道官は次の談話を発表した。 中国は朝鮮による核実験に断固反対し、朝鮮半島の非核化の目標を堅持し、核拡散に反対し、対話と協議によって朝鮮半島の核問題を平和的に解決し、朝鮮半島と北東アジアの平和と安定を守ることを主張する。これは国際社会の共通の願いでもある。こうした立場に基づき、中国は決議案をめぐる協議に積極的に参与してきた。 中国は、安保理の行動は国際社会の断固たる立場を表明するとともに、対話と協議を通じた問題の平和的解決にプラスの環境を醸成するものであるべきだと主張する。われわれは関係各国に対し、自制と冷静さを保ち、慎重で責任ある姿勢を取り、情勢の一層の悪化を共同で防ぐとともに、膠着状態の早期打開と6カ国協議の再開に努力するよう呼びかける。中国はこのため、引き続き関係各国とたゆまぬ努力を払っていく。 「人民網日本語版」2006年10月16日 |