中米科学技術政策フォーラムが17日、北京で開催された。中国科学技術促進発展センターの担当者は新華社の取材に応じ、中国政府は知的財産権保護に努力を重ね、先進諸国が数十年から100年がかりで歩んできたプロセスを、過去20年あまりで達成させたと語った。中国は自らが負う知的財産権保護に関する国際上の責務を厳しく履行すると同時に、知的財産権保護国際規則の調整と完備に力を尽くしており、世界各国が科学技術の進歩のもたらす成果と利益を共に享受するよう促しているとした。 同担当者によると、知的財産権に対する国民の意識は総じて高まりつつあり、法制度、管理体制は次第に確立?改善され、知的財産権に関する研究も進んでいるという。 2006年6月末の時点で、中国国家知的財産権局の特許出願受理件数は300万件を超えた。 このほか中国は知的財産権関連の法執行に従事する専門職員を40数万人育成した。他国、特に欧米先進諸国の前例を極力参考にするなどし、中国商務部は全国35都市に知的財産権侵犯行為告発センターを設立している。 「人民網日本語版」2006年10月19日 |