楽山大仏景観区管理委員会と中国科学院成都山地災害及び環境研究所は6月9日、共同で楽山大仏の内部に対する探査作業をスタートした。今回の作業において、地質探査レーダーが使われることになっており、大仏の内部の2メートルないし70メートルのところまで電磁波が届くことが可能。今回の探査を通じて、楽山大仏の内部にまだ誰も知られていない仏具が隠されているかどうか、大仏の内部構造の変化は大仏の安定性に影響を及ぼすかどうか、近年来実施されてきた保護措置は効果があるのかどうかなどの問題は明らかにされ、また、今後の修繕?保護作業の実施にもさらに多くの科学的なよりどころをもたらすことになると見られている。 「チャイナネット」2006年6月12日 |