中央軍事委員会の徐才厚副主席は12日北京で、日本自衛隊の元統合幕僚会議議長の藤縄祐爾氏ら「中国政治経済懇談会」の代表団一行と会見した。 徐副主席は席上、次のように述べた。 中国政府は一貫して大局的、長期的に中日関係を考えており、両国の平和共存、世々代々にわたる友好、互恵協力、共同発展に力を注ぎ、双方の広い分野での交流、協力を積極的に推進し、両国国民の間の友情を深めてきた。 両国の政治関係は現在、大きな困難に直面している。しかし双方が両国間の3つの政治文書(共同声明、平和友好条約、共同宣言)が定めた原則を順守し、「歴史を鑑(かがみ)とし未来へ向かう」姿勢を堅持しさえすれば、必ず穏当に問題を解決し、両国関係を再び正常な軌道に戻せるだろう。 「人民網日本語版」2006年6月13日 |