上海協力機構(SCO)の首脳会議に開催に先立って、国連のアナン事務総長とロシアのアリクシャヨフ外務次官は、SCOのこれまでの成果と果たしてきたその役割を高く評価した。 アナン事務総長は12日、首脳会議にメッセジーを送り、「SCOはすでに重要な地域的機構となり、国連とは緊密な協力関係を保っている。加盟国はこれまでの協力を通じて、互恵と共栄を実現し、その共同発展における潜在力を大きくした」と述べた。 アリクシャヨフ外務次官は、モスクワで記者のインタビューに答え「SCOはこれまで一連の法的文書を採択したが、これら文書は加盟国の各分野における協力における法的基準となっている。テロリズム、分裂主義と過激主義を共同で取り締まることはSCOの共同の任務である。まもなく開かれる首脳会議は、テロ取締りでの協力を強化についていくつかの文書を採択するだろう」と述べた。 「CRI」より2006/06/14 |