国家鳥インフルエンザ参考実験室はこのほど、鳥インフルエンザワクチン3種類と、鳥インフルエンザ迅速診断試薬の開発に成功した。ワクチン開発と診断技術の研究での新たな成果となる。農業部新聞弁公室が明らかにした。 新たに開発されたクチンは、新型鳥インフルエンザ(H5N1)マーカー不活性化ワクチン、コドン変異H5型HA遺伝子鳥インフルエンザDNAワクチン、鳥インフルエンザ組み換えサブユニットワクチンの3種類。新型鳥インフルエンザ(H5N1)マーカー不活性化ワクチンの開発は世界初だ。この3種類のワクチンは、それぞれの特長を活かした組み合わせ、使い分けが考えられる。中国における高病原性鳥インフルエンザの根絶を、技術面、物資面から支えると期待される。 このほか、新たに開発されたH5型鳥インフルエンザ迅速診断免疫試験紙は、わずか10数分で同ウイルスを検出できるという。 「人民網日本語版」2006年6月16日 |