青島鶴順船業有限公司が建造した6600万トンの貨物船「青和」が進水した。青島市の造船史上最大の船となる。同船は青島海運総公司に納品される。 「青和」の全長は103.7メートル、幅は17.2メートル、型深8.5メートル、計画喫水6.6メートル。速力は12.5ノットで、中国船級社(CCS)に入級する。 青島北海船舶重工公司などの大型造船企業が青島開発区に進出後、同区の造船企業はスピード発展を遂げている。青島鶴順船業有限公司は2004年に株式会社へと改組、同年には最初の1千トン級補助船の進水に成功した。2005年の造船量は1万6千トンとなり、青島市全体の40%を占めた。また、同年の生産額は1億元の大台を超えた。今年は造船量、生産額共に05年から倍増し、青島で最大の造船企業になると予想されている。 「人民網日本語版」 2006年6月19日 |