中国再生可能エネルギーと新エネルギーの産業化に関するフォーラムが17日、北京で開催された。国家発展改革委員会エネルギー局の徐錠明局長(国家エネルギー指導チーム弁公室副主任)はフォーラムで、同委員会が今後15年間のプランとして作成中の「再生可能エネルギー中長期発展計画」について言及。全エネルギー使用量に占める再生可能エネルギーの割合を、2020年までに16%に引き上げる方針を明らかにした。 中国はこれまで、再生可能エネルギーの利用で大きな成果を上げている。中でも水力発電、農村のメタンガス発生池、太陽エネルギー温水器などは広く利用されており、風力発電や太陽光発電、バイオマス液体燃料などの活用も急速に増えつつある。 徐局長によると、「再生可能エネルギー中長期発展計画」は2020年までの目標として▽水力発電の発電容量3億キロワット▽風力発電の発電容量3千万キロワット▽バイオマス発電の発電容量3千万キロワット▽メタンガス発生池のメタン利用量443億立方メートル▽太陽光発電の発電能力180万キロワット▽太陽エネルギー温水器の集熱面積3億平方メートル▽燃料用エタノール年産1千万トン▽バイオディーゼル燃料年産200万トン――を挙げている。 「人民網日本語版」2006年6月19日 |