先般、「北京2008」オリンピック文化祭組織委員会は「第四回『北京2008』オリンピック文化祭が2006年6月23日から7月15日にかけて北京で開催される」ことを明らかにした。同文化祭は大衆のための文化?スポーツのイベント、オリンピック文化広場、フォーラム、展示会、文芸公演、五輪関連知識のクイズ、障害者芸術、青少年と児童のイベントからなる。 北京五輪歌曲募集の閉幕式 八達嶺?万里の長城で開かれたこのオリンピック文化祭は、第三回「北京2008」五輪歌曲の募集で選ばれた10数曲の募集作品が歌われる中で閉幕することになっている。関係筋によると、第三回「北京2008」五輪歌曲募集イベントには約800件の作品が寄せられ、組織委員会は高い芸術性と鑑賞性のある作品を選び出した。今回の文化祭の閉幕式で、主催機構は候補作品を公表し、表彰式を行うことになっている。 スポーツ映画週間 6月26日、「第二回北京国際スポーツ映画週間」が中国映画博物館で開催されることになった。IOCオリンピックテレビ資料館収蔵のスポーツ映画および国内外の30余のスポーツ映画が上映されることになっており、開幕式ではIOCの貴重な収蔵映画が上映され、観衆を率いてこれらの貴重な画面の裏にある物語を考えてみることにもなるといわれている。 三つのテーマが五輪フォーラムを貫く 今回のオリンピック文化祭における今ひとつの注目されることは、北京2008五輪フォーラムに「五輪と映画」、「五輪文化のアイデア」、「五輪音楽の創作」などの分会場が設けられたことである。「五輪と映画」の分会場では、十数人の著名な監督が「五輪と映画」のテーマをめぐって、「北京五輪が中国の映画産業にもたらす発展のチャンス」について討議することになっている。「五輪文化のアイデア」の分会場では、「北京五輪が北京のクリエイティブ文化産業にもたらすチャンス」について討論がくりひろげられ、「五輪音楽の創作」の国際フォーラムにおいては来賓たちは北京五輪の音楽創作の企画について話し合うことになっている。 今回のオリンピック文化祭の展覧類のイベントもきわめて豊富多彩である。「2008五輪景観彫塑募集」で集められた優れた作品の巡回展示が6月23日に北京の繁華街の王府井で開幕することになっている。 「チャイナネット」 2006年6月20日 |