第9回世界華商大会が15日、日本の神戸市で開幕した。訪日中の賈慶林?全国政治協商会議(全国政協)主席が開幕式に出席し、「交流と協力を強化し、麗しい未来を切り開こう」と題した講演を行った。 賈慶林主席は次のように述べた。 中国が改革開放政策を実施してからの29年間、経済の発展、社会の進歩、民族の団結など世界が注目する大きな変化が起こった。中国は人口が多く、基盤が弱く、発展がアンバランスであり、現代化実現へはまだ長い時間と厳しい努力を要する。中国は既に、今世紀初頭の20年間において、十数億人が更に高いレベルで「小康社会」(ややゆとりある社会)を享受できるよう広め、経済の発展、民主の建設、科学?教育の進歩、文化の繁栄、社会の調和、国民生活の豊かさを更に実現できるよう進めていく方向を明確にした。中国は引き続き平和、発展、協力の旗を掲げ、平和発展路線を堅持する。中国の発展は何人にとっても脅威とはならず、世界により多くの発展チャンス、発展余地をもたらすのみだ。 中日友好の根本は両国国民の友好であり、中日関係の発展は、根本的には両国国民によって推進されなければならない。多様多彩な交流活動を通して、中日両国国民の理解、友情、協力の橋を架け、中日友好を新たな高みに押し上げなければならない。 世界華商大会は2年に一度開かれる。1991年に第1回がシンガポールで開催され、その後中国、タイ、カナダ、オーストラリア、マレーシア、韓国などで開かれた。 「人民網日本語版」2007年9月16日 |