世界的に著名な博物館である中国故宮博物院とイギリスの大英博物館は今後、長期にわたる協力のパートナーシップを結ぶことになった。先般、両博物館は北京で「中国故宮博物院と大英博物館協力意向書」に調印し、今後、両博物館は展示、研究、文物の修復、PRなどの分野で多方面の協力と交流を繰り広げることになった。故宮博物院は明朝、清朝の皇宮(当時は「紫禁城」とも言われた)およびその収蔵品を基礎として創設されたものであり、明朝と清朝の宮廷の歴史、宮殿建築、古代の芸術に恵まれた世界著名な国レベルの博物館であり、1987年にユネスコの「世界遺産リスト」に登録された。現在、故宮博物院が収蔵している文物は150余万件(セット)に達し、2002年から古代建築物の修復プロジェクトを全面的に始動し、2008年に「康乾盛世」(康煕帝と乾隆帝の時代の繁栄期)の姿を回復させることを目指している。 1753年創立の大英博物館は世界初の国レベルの公共博物館であり、世界で最も人気のある博物館のひとつでもある。創立いらい「無料開放」の原則を堅持しつづけ、収蔵品が極めて豊富な宝庫であるばかりか、参観者にサービスを提供する教育、研究のセンターでもある。現在、年間に世界各地から延べ500万人以上の人たちが見学に訪れている。 故宮博物院の鄭欣淼院長によると、故宮は国外の博物館との交流を非常に重視しており、年間、外国で10数回の展示を行い、学術の研究と文物の修復について外国の博物館と積極的な交流と協力を行っている。先般、故宮博物院はフランスのルーヴル美術館などの博物館と協力の取り決めに調印した。鄭欣淼院長と大英博物館のマイグリーグ館長は「故宮博物院と大英博物館の全般的な交流とともに、中英両国の人々のために、相互理解や交流のチャンスをより多くつくり出す」ことで合意した。 関係筋によると、両博物館は目下、2007年3月に故宮の午門展示ホールで「18世紀のイギリスと世界、中国の関係」をテーマとする文物展示会の企画を練り上げている。 「チャイナネット」 2006年6月28日 |