中国海洋石油総公司とカナダのハスキー?エナジー社が進めていた資源調査により、中国南中国海北部の珠江河口沖で、大規模な天然ガス田が発見された。中国科学院南中国海海洋所からの情報として、新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 ガス田は南中国海北部の「白雲凹陥深水区」と呼ばれる海域にあり、水深は約1500メートル。ボーリング調査から、天然ガス層の厚さは56メートル、面積は60平方キロメートル、可採埋蔵量は1133億~1699億立方メートルと推算されている。南中国海で見つかった天然ガス田としては最大規模。このうち、中国海洋石油の権益分は、石油に換算すると5億バレルに相当する。これにより、同社が権益を持つ資源の埋蔵量は、20%増加することになる。 「人民網日本語版」2006年6月30日 |