中国の生態環境問題は世界の注目を浴びており、ますます多くの外国政府及び国際組織が中国緑化行動に参加している。 国家林業局三北防護林建設局によると、20世紀80年代以降、中国の改革開放の進展とともに、外国政府及び国際組織が積極的に中国の三北(東北地区、華北地区、西北地区)防護林システムプロジェクトに参加して、支持、援助を提供し手を携えて中国の「緑の長城」を建設している。 現在、三北防護林システムプロジェクトの造林面積は2507万ヘクタールに達し、初歩的に緑色ベルト、緑色ネット、喬木、潅木、草本がリンクした防護林システムの基本的骨格が形成され、逐次当該地の生存環境、生産環境、発展条件が改善されている。 不完全な統計によると、2006年初頭までにドイツ、日本、アメリカ、韓国などの外国政府と世界銀行、国連食糧農業機関などの国際組織、社会団体が、中国三北地区において林業或いは林業を主体とする50余項目、総額15億元に達する援助を行なっている。 中国の「緑の長城」と称される中国初の世紀を跨ぐ林業プロジェクト――三北防護林システム建設プロジェクトは、1978年11月に国務院の認可を経て開始されて以降、すでに第四期工事実施段階に入っている。工事実施範囲は国土面積の42.4%を占める406.9万平方㎞で、建設計画期間は73年である。 国家林業局三北防護林建設局の陳鳳学局長は、「中外協力プロジェクトは砂漠化防止、水土流失整備処理などの分野で、地域の分布は北京、河北などである。国連食糧農業機関の援助による「中国三北009プロジェクト」では、カルチン砂漠に中国最大の砂地遺伝子組み換えポプラ育種基地を設立し、中国最大規模の緊急保護を推進している。 「チャイナネット」2006/07/04 |