青海?チベット鉄道の開通、北京―上海線の電化などにより、中国の鉄道建設の上半期の投資(実行ベース)のうち、基本建設への投資が621億9000万元(昨年同期比2.9倍)になるという史上初の記録となった。そのうち、大規模、中規模プロジェクトへの投資(実行ベース)が613億6400万元(同比3倍増)。鉄道部が明らかにした。 同省の責任者によると、下半期には、北京―天津の都市間、第6次スピード化、武漢―広州間の旅客専用路線、宜昌(湖北省)―万州(重慶市)を結ぶ宜万鉄道など重要かつ難度の高い工事が全面的に始まる。このため、事前事業や着工準備作業が急ピッチで進められる。 2006年から始まった第11次五カ年計画の期間は、中国にとって、大規模な鉄道建設を進める最も重要な段階となる、鉄道部門が計画している建設中または新規着工のプロジェクトは200件を超える。うち、旅客専用路線のプロジェクトは28件あり、建設総投資額は1兆2500億元になる見通し。 「人民網日本語版」2006年7月12日 |