北京現地時間7月12日未明、2006年ローザンヌ国際陸上競技大会の110メートルハードル種目の決勝で、中国の劉翔選手は12秒88のタイムで、イギリスのコリン?ジャクソン選手とともに保っていた世界記録(12秒91)を更新し、同種目の金メダルに輝いた。 1993年8月、イギリスのコリン?ジャクソン選手はドイツのシュツットガルトで12秒91の世界記録を樹立したが、2004年8月27日、アテネ五輪男子110mハードルの決勝で、劉翔選手は12秒91のタイムで同種目の金メダルに輝き、五輪大会記録を更新した。 AP通信の記事によると、劉翔選手は試合後に「ローザンヌは私にとってはツイている場所であり、より早く走れる気がする」と語った。2002年7月、劉翔選手はローザンヌで13秒12のタイムで同種目の世界ジュニア記録を樹立した。そのため、「ローザンヌは私にとってツイている場所であろう。4年前もここで完勝した。ローザンヌでの走りの感じはとてもいい」と語った。 3日前の国際陸連グランプリシリーズのパリ大会で、劉翔のパフォーマンスは普通であり、四位に甘んじたが、ローザンヌ大会で世界記録を更新したことについて、劉翔選手は「すばらしいことです。スタートもなかなかよかったし、五つ目のハードルを跳び越えたら、もうパーフェクトでした。昨年も世界記録更新を目指したが、結局、果たせなかった。もっと早く走りたいと思っている」と語った。 「チャイナネット」 2006年7月12日 |