伝えられるところによると、貴州省は茂蘭国家クラス自然保護区にカルスト博物館をつくることになった。「中国南部カルスト」世界遺産申請に取り組んでいる馬志軍氏によると、貴州省は荔波県に総面積20?のカルスト博物館をつくり、館外にカルスト公園をつくることを考えている。現在、博物館用地の測量作業がすでに完了しており、展示エリアの企画や初歩的なデザイン、リスト編成及び二つの仮設展示ホールの整備作業が急ピッチで進んでいる。 茂蘭国家クラス自然保護区は貴州省荔波県の東南部にあり、総面積は7万?、1996年にユネスコ(国連教育科学文化機関)の「国際人?生物圏保護区ネットワーク」に組み込まれており、域内の森林カバー率は87.54%で、地球上の同じ緯度の地域の貴重な森林資源となっている。広域のカルスト原生林が集中しているため、荔波県の樟江と茂蘭はユネスコに「地球上の同緯度地域にある最後の緑のエメラルド」と称されている。 「チャイナネット」2006/07/13 |